こんにちは。
やもり昆虫館館長のやもりです。
この3月、標本教室を開きました。
(その様子は、〔標本教室〕少年、初の蝶展翅に成功!で、お知らせしました。)
その時、生徒さんに展翅していただいた標本が、1ヶ月の乾燥期間を終えて完成しました。
下がアカタテハ。
一番上が最初に練習で作っていただいたキチョウ。
(真ん中のキチョウは標先生のお手本です。)
これを作った生徒さんはこの春、小学校に入学されたお子さん。
(標本教室は3月だったので、その時点ではまだ就学前でした。)
蝶の展翅は、翅や脚、触覚が傷つきやすく、大人でも難しいです。
標先生の当初予想では「成功率は10%ないかも」だったのですが、結果はみごと大成功、美しい標本になりました。
無事、お持ち帰りいただきました。
ただし、これを作っていただいた時点ではまだ、初の蝶展翅ということもあって、ご家族が少しお手伝いされていました。
もちろん、そのことを差し引いても素晴らしい腕前だったので、標先生と2人で驚いていたのですが。
ところが。
この生徒さんは標本教室の後、ご自宅で、今度は誰にも教わらず、手伝ってもらわず、独力で蝶の展翅に成功していたのです。
このアゲハチョウがそうです。
標先生も、写真を見せていただいて、びっくりしていました。
「しかも、触角まできちんと整えられてる!」と二重に驚き!
普通、触角までは、作り慣れた人でないと、なかなか気が回りません。
それに技術的にも、細かい部分なので難しいところなのです。
さらによく見ると、腹部までしっかりと固定されています!
生徒さんが帰られた後も、先生と私は、ただただ
「すごかったですね」
「びっくりしましたね」
とつぶやいていました。
